2020 02.07

桂通商のドライバー=ドライバーの中のドライバーを目の当たりにした夜

今年の冬は記録的な暖冬に、そして先日は立春。
とは言うものの、ここにきて寒波が押し寄せて
夜中ともなればとんでもなく寒い!

先月1月も暖かい日が多く、各地で1月平均気温の最高値更新と気象庁の発表があったのも記憶に新しいですが、やはりそれでもそこはまだ冬の季節、夜中は冷え込みます。

今回は、そのような夜のお話でございます。

仕事を終え、帰ろうと、駐車場に向かったときでした・・・

駐車場に設けられた洗車場で、自分の運転する大型トラックを洗車しているドライバーさんの姿をお見受けしたのです。

そのドライバーさんは、先日のブログの新年会の記事でも取り上げさせていただいた
ドライバー職一筋に数十年走り続けてこられたドライバーさんでした。

しかも、その日だけでなく、翌日も同じような時間帯
連夜で洗車されておられるのでした。

冷え込む中、冷水を使用しての洗車です。
配送業務、ご自分の業務終わられてからの洗車です・・・。

まさに愛車・・・
寡黙に、ご自分の運転されるトラックを洗われ、きれいにされ、大切にされておられるのでした。

その姿を拝見した私は
もうなんと言いますか・・・
頭が下がる思い、ありがたい気持ち・・・
一流のスポーツ選手や職人は、道具を愛し大切にすると言う話が頭をよぎったり・・・
なにかこう・・・様々な尊敬の念と感謝の気持ちとでも言いましょうか・・・とにかく熱い思いが止めどなく押し寄せてくるのでした。

私は、その2日とも
「失礼します。」と一礼だけして会社を後にするのですが
帰路の途中、心の中で、“おかげさまです。”“ありがとうございます。”・・・感謝の言葉をつぶやきながら我が家に帰らせていただくのでした。

まさに、桂通商の、そして物流業界の最前線を
数十年走ってこられたドライバーの姿を目の当たりにした夜なのでした。